2017/06/23
自分自身を客観的に分析できているか?という上司の問いに、恥ずかしながらハッとさせられました。
私自身、30代後半になり、部下を持ち、少しずつ指導的立場になる中で、部下のミスに敏感に反応して指導するようになっていました。つまり、ミスの原因を部下に求めていたのです。恥ずかしながら、これを指導と履き違えていた部分がありました。
しかし、部下のミスの原因が私自身にあるのでは?と考えると、状況は変わります。改善点は必ずあります。その改善点を自分自身で見つけるために、自分自身を客観的に分析することを常に心掛けなさい!と、愛のある教育的指導を受けました(笑)。更に、それができなくなった時が成長が止まる時とも言われました。納得です。
一方でこの一件を通して、今まで経営者に対して、コンサルティングと称して、自分の意見の押し付けていなかったか?というこを考えさせられました。経営者が求めているのは、保険販売のためのニーズ喚起と称したセールストークではなく(笑)、客観的な現状分析なのではないかということです。
お会いする経営者の方々は、優れた問題解決能力をお持ちで、脱帽しっぱなしです。そうすると、我々コンサルタントに求められているのは、客観的な企業分析情報なのではないかと考えます。
自分自身を客観的に分析できないのに、クライアントを客観的に分析することができるのか?一事が万事だと実感します。