2017/07/11

先日お伺いした企業は、創業以来20数年、右肩上がりの成長を続けられている会社でした。その社長に、右肩上がりの秘訣をお伺いすると、快くお答えいただけました。
それは、「圧倒的な行動量」と「情報収集」ということでした。この2つは、どの業界でも共通する秘訣ではないでしょうか。
その社長が仰るには、売上が上がらないと嘆く企業は、行動量が圧倒的に少なく、全然苦労が足りておらず、更に、ちょっと上手くいくと現状に甘んじるので思考停止に陥り、成長が止まってしまう特徴があるとの見解をお持ちでした。
また、情報収集に関しては、世界情勢や政治の流れを読み、更に、5年先を見据えてヒトと仕組みに投資を行う、という投資の概念に基づき実際に行動されており、脱帽せざるを得ませんでした。
我々はどこか、「業界の常識」に囚われており、ぬるま湯につかっていると思います。前述の社長の考え方は、常識に囚われず行動し、今の非常識を未来の常識に変えていく、という王道的な発想だと思います。そして、秘策とは何かという問いの最終的な答えは、前述のような王道を地道にコツコツ進んでいくことに他ならない、と感じてやまない、そのような訪問でした。